建物の「健康管理」できていますか?

あなたは健康管理を普段から行っていますか?

体の調子が悪いって気が付いてから、病院に駆け込んではいませんか?

建物の健康管理も人の健康管理ととっても良く似ているんです!

これは賃貸物件に限らず、建物をご所有されている方はぜひ最後までお読み頂けると幸いです。

建物のメンテナンスは4つあげられます。

1.日常的メンテナンス

2.不定期・緊急的メンテナンス

3.予防的メンテナンス

4.長期的メンテナンス

 

1.の日常的メンテナンスは「法定点検」や日常の清掃業務、排水管の清掃業務などがこれにあたります。

 

2.の不定期・緊急的メンテナンスは入居者様やオーナー様より要請されるメンテナンスで緊急性が高いものと緊急性の低いものに区別できるかと思います。例えば、蛍光灯の電球切れや給湯器の故障などですね。

 

3.予防的メンテナンスは大きな問題や事故に拡大するのを未然に防止するために行う修繕がこれにあたります。

 

4.は将来発生する長期修繕計画の内容がこれにあたります。大規模修繕と言われるものですね。

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さぁ、この中であなたの所有する建物に実施した項目はいくつありましたか?

 

1.や2.は賃貸物件をご所有の方は多くご経験済みかと存じます。

では、3.4.は計画されていますか?

勿論、戸建所有の方にも同じことが言えます。

分譲マンションであれば、毎月「修繕積立金」としてご準備されていらっしゃるはずですが、賃貸や戸建ではそこまでの経営計画が出来ていない方が多く見受けられます。

誰だって出費は痛いものです。出来ることなら、出費は避けたいものです。

でも、大きな傷や病気(ここで言うなら、損傷です)に気が付いて初めて手術する(修繕する)となると、大きな差があるのはお気付きでしょうか?

傷が小さければメンテナンスも軽微なもので済みます。費用もそれほどではありません。

でも、傷が大きくなってしまえば手術(修繕)も大掛かりなものになり、費用もかさみます。

どちらがいいのでしょうか?

傷が深くなるまでの過程、ご入居者様は損傷した建物で毎日疲れた身体を癒しに帰るのです。

いかがですか?

出来たら、綺麗な建物に帰ってきたくなりませんか?

綺麗な建物で賃貸経営を運営していきませんか?

 

話は変わりますが、先日、家の近所で築10年くらいの一戸建てで塗り替えをされると建築会社からご案内文が入っていました。足場などを組んでの大掛かりな工事です。

外観を見る限り痛みもないし、綺麗な建物です。工事する必要あるのかしらと思った程です。

たまたま、所有者様のお話をお伺いすることが出来まして、よく見ると目地のコーティングが剥がれ始めているっていうんです。その方は、大きな傷になって金額が大きいよりは小さな傷のうちに直した方がいいかと思って、工事することにされたそうです。

そうなんです。この考え方が建物の健康管理なんです。

 

余談ですが、我が家はこの方の家とほぼ同時期に建築した建物です。

築13年から15年くらいに塗装工事を視野に入れておりましたが、そろそろ時期なのかもしれませんね。

 

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いかがでしたか?

部屋なびでは賃貸経営における長期修繕計画のご提案や総合トータルアドバイザーとして賃貸経営が黒字経営できるようオーナー様と一緒に経営計画をご提案させて頂いております。

これをきっかけに建物の健康管理、今一度見直してみませんか?