LDK 8畳でも「縦長」と「横長」で変わる家具配置の致命的な差


賃貸物件の広告で「LDK 8畳」や「LDK 10畳」という表記を見たとき、あなたは「十分な広さだ」と感じるかもしれません。しかし、この畳数表記こそが、後悔を生む最初の罠です。
部屋の畳数(広さ)だけを見て決めてしまうと、実際に住み始めたときに「家具が置けない」「動線が悪い」という致命的な問題に直面します。本当に重要なのは、LDKの形状と「有効な壁の長さ」です。
1. LDKの形状:縦長と横長の決定的な違い
同じ8畳のLDKでも、縦長の部屋と横長の部屋では、家具の配置可能性がまったく異なります。
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縦長LDKの罠: 玄関から奥まで細長い形状の場合、窓側の壁が狭くなる傾向があります。ソファを置くと部屋が通路で分断されやすく、テレビとソファの距離が近くなりすぎたり、配置がLDKの一番奥に限定されてしまいがちです。
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横長LDKの利点: リビングスペースが窓に面して広がるため、ソファとテレビをゆったり配置しやすく、キッチンからの目線もリビング全体に行き届きます。しかし、壁の配置によってはダイニングスペースを犠牲にする場合があります。
【チェックポイント】 内見時には、必ずLDKの縦と横の長さをメジャーで測るか、以下の目安を参考にしてください。
テレビとソファを無理なく配置し、快適に過ごすためには、壁から壁までの距離が最低でも3メートル(約1間半)確保できるかを確認しましょう。これが「有効な壁の長さ」です。
間取り図の「収納率」が示すリアルな荷物収納量

玄関収納・キッチン収納の「奥行き」を必ずチェックすべき理由
間取り図に「WIC(ウォークインクローゼット)」や「大型収納」と書いてあると安心しがちですが、これもまた後悔の大きな原因になります。なぜなら、収納の「容量」と「使いやすさ」は別問題だからです。
収納の失敗は、住み始めてから部屋にモノがあふれ、せっかくのLDKの広さが台無しになることに直結します。
2. 見落としがちな「奥行き」と「開口部の幅」
収納を選ぶ際に重視すべきは、部屋全体の収納率(部屋の面積に対して収納の面積がどれくらいあるか)と、個々の収納の奥行きです。
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ウォークインクローゼット(WIC)の罠: WICは「歩くスペース」が必要なため、単なる奥行きのあるクローゼットよりも収納効率が悪い場合があります。特に奥行きが浅いWICだと、中央の通路が無駄になりがちです。
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玄関収納の盲点: 靴箱(下駄箱)の奥行きが浅いと、男性用の大きな靴やハイカットのブーツが斜めにしか入らず、収納力が激減します。奥行き30cmを確保できているかを確認しましょう。
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キッチン収納の致命傷: シンク下の収納が引き出し式ではなく観音開きの場合、奥のものが取り出しにくく、結局使わないデッドスペースになりがちです。また、食器棚や冷蔵庫を置くスペースの高さと幅も、必ず事前に確認が必要です。
【チェックポイント】 収納は「広さ」ではなく「効率」で選んでください。
部屋の広さに比して収納の奥行きがありすぎる、または浅すぎると、モノの出し入れがストレスになります。使い勝手の良い収納の扉の開口部の幅と、扉を開けたときに廊下や通路を塞がないかを、内見時に必ずシミュレーションしましょう。
一見すると、使いやすそうと思っても、実際に手持ちの家具や家電を入れると大回りしないと家事動線が作れないなど、住んでみてわかることもたくさんあります。
なるべく、住んでからの失敗がないよう事前にポイントを確認しておきましょう!
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