敷金・礼金ゼロでも初期費用はそれなりにかかる訳

2020年に入り、いよいよオリンピックイヤーの幕開け(^^)/

不動産業界も年明け早々、物件が動いているなぁと実感しています!
 
賃貸業界のCMもバンバン放映されていますね(^^)/
お気づきでしたか?
個人的には敷金・礼金0で初期費用が安いというCMが気になりました。
 

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だって、賃貸を借りた経験がない方にとって、「初期費用が安い」って
いくらを指しているんだろうか。
我々業界人にとって「初期費用が安い」っていうとだいたい15万円前後ですかねぇ(-_-;)
 
えっ!?なぜ、そんなにかかるの?
そう思われた方は是非、最後までお読み下さい!
それくらいはかかるでしょっという方はすぐにお部屋探しに直行です!
 
そもそも敷金・礼金0って言っても、敷金はお部屋を退去する時にお部屋を修繕する所が
あれば、敷金から差し引いてお部屋の修繕を行います。
ということは、敷金がないってことは、退去する時に別途修繕費を支払うor契約する時に先に支払っておく必要があります。
だから、敷金ではなく別の費目で支払うケースがよくあります。
 
それから、礼金0はお得だと思います。
礼金は大家さんにお礼するお金のことです。
昔の風習でまだ礼金のある物件もあります。
最近は敷金を預からない代わりに礼金をリフォーム代に充てるという物件もあります。
敷金は余れば戻ってくるお金ですが、礼金は1円も戻りません。
だから、単純に礼金0は嬉しい物件です!
 
次に賃貸物件を借りる時に、近年は保証会社利用物件がほとんどになりました。
保証人様を立てて保証会社併用や保証人様を設けず保証会社で契約するケースと
契約形態はまちまちですが、この保証会社利用には費用が発生します。
賃料の1ヶ月分~50%がかかるので、決して安く見積もれない金額です。
 
あとは、住宅総合保険の加入は2年の契約で平均して20,000円位、鍵の交換代が発生。
書類作成代、24時間緊急対応サービス料、室内消毒料などが初期費用に加算されていきます。
勿論、物件を紹介してもらった不動産会社に仲介手数料を支払う必要があるので、その費用もお忘れなく・・・。
 

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物件にもよりますが、敷金・礼金0でも6万円前後の物件で、初期費用が20万円前後になるのです。
あくまで、目安です(^^)/
詳しく初期費用が知りたい方はお気軽にお問合せ頂ければ、初期費用を計算してお知らせ致します!
もし、その中で安く出来そうな内容があったら、交渉もしてみますよ!
あまり、期待はしないで下さいね!(^^)!